2022-01-01から1年間の記事一覧

仏教3法印

仏教3法印とは 1.諸行無常2.諸法無我3.涅槃寂静 1.諸行無常 諸行とは、世の中のすべての事象を指し、無常とは、それは時の流れに応じて常に変化する。どんなに優れた人でも、神様でも、時の動きに逆らえない。神様でも、時が来れば肉体は死んでしま…

世渡りの道

大神様は、神仏の道、因縁因果の道、世渡りの道を人々に教えられた。神・仏の道とは、最高峰のレベルにまで到達できた人間が行うことのできる、行動、考え方であり、仏教でいう真諦(paramārthasatya),勝義諦、第一義諦である。またスウェデンボルグが言う…

泣いて暮らすも50年

泣いて暮らすも50年、笑って暮らすも50年、心ひとつの置きどころ。しかし泣いて暮らす方が楽なのよ。 これは有名な神言で、同志の共磨きでよく話される。この意味は実に深く、しかも人生において実利的である。例で考えるとよく分かる。 ある夫婦がいて…

生書 増補改定版 その後の御足跡7 修練会と道場建設

石城山の事業と並行して修練会の方も回を重ねると共に発展していった。初めは若人の修練会であったが、少年少女修練会、支部役員修練会、支部同志修練会、等が次々に開かれるに至り、殆どの同志が、次から次にこれに参加して、神教の総復習をさしていただき…

今度の戦争は(2023年)10月8日の日曜日に起きる

大神様は、第2次世界戦争中から、次に起きる世界戦争はもっと酷い、とご警告され、ご昇天までずっと第3次世界大戦、核戦争で人類の99.99%は死ぬ、これが最後の審判と警告され続けていた。早く心を磨いて、天国に上がってこい、これが救われる唯一の…

生書 増補改定版 その後の御足跡6 石城山の植林

「一人歩きの行」が同志のお互いの自覚となりだしてから、まず立ち上がったのは、若い同志であった。「これではいけない」「何かやらしていただかねば」との若人の思いは次第に集結されてゆき、その燃え上がった情熱は一方では10町余りのジャングルのような…

生書 増補改定版 その後の御足跡5

長いお留守の間、アメリカの大神様の上に思いを馳せ、、出来ないながらも必死にお留守を守り、一本立ちの行に励んできた同志は、貸し切り列車で大挙横浜に赴き、大神様を埠頭にお迎えし、また他の者は田布施駅頭をうずめつくしてお迎え申し上げたのであった…

生書 増補改定版 その後の御足跡4 ニューヨーク、ロサンゼルスなど

シカゴの御行を終えられた大神様は、世界第一の都市ニューヨークへ。 ニューヨークにも神の種を蒔くにはシカゴにまさるとも劣らぬ程難しい所であることは誰しも想像することであろう。しかし岩をも通す御努力によって、ここにも米国東部支部の誕生を見るに至…

生書 増補改定版 その後の御足跡3 シカゴ布教

このような大神様の重大な御行の陰に人知れぬ御苦労があった。それはボストンの悪霊済度の御行と共に随行の崎山・石原の両人共邪神との戦いの行に入り、3人の身のまわりのこと、内地との連絡等一切お一人でなされたことである。お一人で買い物に出られ、通…

生書 増補改定版 その後の御足跡2 ハーバード大学

半年間にわたるお留守の行は、内地の同志としては初めての行であり、また神の子に生まれ変わって間もないよちよち歩きの頃ではあるが、ハワイよりのお便りを唯一のよりどころとし、精一杯それぞれ行じさせていただき、偉大なご業績を残されて帰って来られた…

生書 増補改定版 その後の御足跡1 ハワイ布教

紀元7年の正月の式典に、大神様はいよいよ海外御布教の発表をされた。目的地は太平洋の真中にあるハワイ諸島である。4つの島々を合わせ日本の四国位の島、そこには世界の縮図のごとく色とりどりの人種が移り住み、四方を太平洋に囲まれた小さくまとまった…

生書 増補改定版

生書とは天照皇大神宮教の根本経典であり、教祖大神様(北村サヨ様:1900年1月1日ー1967年12月28日)の伝記である。 キリストにより西暦という紀元ができたように、大神様の出現で紀元が変わり1946年(昭和21年)が天照皇大神宮教の紀元…

マルコによる福音書と大神様海外ご巡教だより 紀元10年8月26日-9月9日

マルコによる福音書 2:3−5 すると、人々がひとりの中風の者を四人の人に運ばせて、イエスのところに連れてきた。 ところが、群衆のために近寄ることができないので、イエスのおられるあたりの屋根をはぎ、穴をあけて、中風の者を寝かせたまま、床をつり…

マルコによる福音書と大神様海外ご巡教だより 紀元10年8月14日-23日

マルコによる福音書 1:30−31 ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床についていたので、人々はさっそく、そのことをイエスに知らせた。 イエスは近寄り、その手をとって起されると、熱が引き、女は彼らをもてなした。 1;40−42 ひとりのらい病人…

公開説法要旨 4

わしの話は誠心さえありゃわかるのだ。神から遠ざかっておる者が気違い扱いにする。祓い給え、清め給えと祈ったおぼえがあるじゃろう。今悪魔祓いの大祓いがある。祓い給えよ、清め給えよ、汚れに汚れた己のその魂を、役座の吐き出す神の清水で洗い清めて、…

公開説法要旨 3

昭和20年の元旦の朝から 「神の世を人の世として人の世を神が取るのは当たり前。2605年をご縁として人間の崩れた世の中おしまいですよ。来年は紀元元年神の世じゃ・来年できる神の世は今度は2000と300年。またトロの海はトロの海。その次できる…

公開説法要旨 2

昨年4月17日に肚が「ボストンへ向けてたて、6月3日までおれ」と言うたので、わしは肚の言うがままに発つた。メイさんは今はキッチンの付いた宿舎がないから5月まで待ってくれと言つて来たのだが、宿がなければボストンの駅の待合室にでも休むつもりで…

公開説法要旨 1

かくまで乱れた世の末は、いかなる知者でも学者でも、治める手だてがあったなら、役座の前に持っておいで、何で治まろう神の国。こうしてしゃべるこの口は百姓の女房じゃが、しゃべらすものは、宇宙絶対なる神なのよ。 蛆の世界じゃアメリカというても、絶対…

大神様海外ご巡教だより 紀元10年7月10日 (1955年)

7月10日(ロサンゼルス 守田宅) 日中は少し暑くなりますが、朝夕は夏とは思えない涼しさです。しかし朝方は霧でどんよりと曇り、昼頃にはすっかり晴れます。 今日は公開説法なので同志の方はいろいろ心配して下さり、皆一生懸命です。場所はすぐ次の通り…

釈迦の成道

お釈迦様が悟りを開かれたことを、成道といい、それまでの修行の過程、成道直前の儀式、成道直後に起こったことなどは、各種経典に分散して記録が残っているようだ。一番信頼できるのは、河口慧海「釈迦一代記」の降魔と成道の章であろう。 太子菩薩(シタル…

迫る死を書く 石原慎太郎

今年2月、かねてより尊敬していた石原慎太郎氏が亡くなり、間もなく夫人も亡くなり、それにより友人の出版社社長に預けられていた自伝が世に出された、というニュースを見て、直ぐに取り寄せて読んだ。若い頃より心霊現象を研究し「巷の神々」も書いていた…

福沢諭吉とウクライナ戦争

福翁自伝には幕末期のエピソードが多く書かれている。その中にロシア帝国の特異性を示す記事があり、それが現在のウクライナ戦争が引き起こされた要因に繫がる。 福沢諭吉先生は、幕府の欧州派遣外交団に入り、欧州各国を回った時、ロシアでだけ特殊な体験を…

福沢諭吉 人の道をまっすぐに行けば、すぐ神、仏

福沢諭吉先生の自伝「福翁自伝」は素晴らしい本で、読む人の心地を自ずから正さしめる。先生がいかに人格高潔で、人生通してそれを実践されてきたことがよく分かる。 先生はたぐいまれの大天才で、読むこと、聞くこと、漢学、オランダ語、英語、医学、物理学…

山口昔話と大神様(2)

②大和町 やまんばがおこったぞ 石城山の山姥 (要約)神籠石の謎で話題となった石城山には東西南北の谷間に石を壁のように積み上げて作った水門が4つある。穴の高さは80CM,幅は50CM。その一つに山姥が住んでおり、村人は、ここから流れ出る水を農業用水…

山口昔話と大神様(1)

語りつぎたい「山口昔話」(和田健編集:山口県ふるさとづくり県民会議発行)という絵本がある。挿絵も立派で非常に力が入った本である。県の広報誌に連載された各市町村に伝わる民話を集めたものである。 田布施町周辺の民話には、大神様ご説法に関係するも…

大唐西域求法高僧伝

本書は義浄の著作で、紀元6-7世紀、お経の原典、真の仏教を求めてインドまで行こうとした中国・朝鮮半島・ベトナムなどの高僧の紹介である。 ja.wikipedia.org 当時は長距離海外旅行は非常に危険で、日本から中国に往復した遣唐使でも遭難死者は多数でて…

コナン・ドイルの心霊学

「コナン・ドイルの心霊学」コナン・ドイル著・近藤千雄訳は素晴らしい本である。 シャーロック・ホームズで有名なコナン・ドイルは元々は理科系の眼科医であり、作家として大成功し、後期には作家をやめて、心霊現象の研究に打込んだ。有名作家なので当時の…

異次元 異なる世界

異なる世界の事物を説明する時、非常に説明はわかりにくくなる。例えば、長さの単位しか知らない空間の人に、「重い物」を説こうとすると、「それは長いのではない、長くないというのでもない。短いのではなく、短くないというのでもない」 という風にしか説…