公開説法要旨 3

昭和20年の元旦の朝から

神の世を人の世として人の世を神が取るのは当たり前。2605年をご縁として人間の崩れた世の中おしまいですよ。来年は紀元元年神の世じゃ・来年できる神の世は今度は2000と300年。またトロの海はトロの海。その次できるは1999年、これが月の世で、月の世の末がなくなる時は風の海でなくなって、その次出来るは1526年これが星の世で、星の世の末がなくなる時は水の海でなくなって、また今まできた2605年の天照皇大神の御世に戻る。満州もいらなきゃ朝鮮もいらぬ、樺太も要らなきゃ台湾もいらぬ。日本の本土さえあればよい」

「それなら戦争に負けるのか」「世界の指導者になる」と言うたが、魂で慕われる指導者となる時が来た。よその国まで攻めて行かなくても、お隣はお隣であればよい。無条件降伏、無上の剣が降伏して、今度は武器を捨てて仲良し、こよし、和を持って立ち上がるのだ。

心の平和、家庭の平和をやらなきゃならない宗教家が兄弟喧嘩をしておるが、それも職業宗教家なればこそ。

インチキ宗教があらゆる手段で金を集めておるが、門徒(信者)は困るよ。

独りそうかそうかで悟つて救われればそれでよいのだ。地位も名誉も金も財産もいらない。わしは今年56歳、頭に白髪をかぶっても、心は18娘も及ばない。

蛆の世界で我の天下を舞うている宗教家で、世の中が救われるのなら、忙しい百姓の女房の口を借りて、ひとりしゃべりを天父が使やせぬ。

悪魔の世界を、今、永遠に消やさにゃならないそがために、天には無慈悲な神はないじゃろう。だまし討ちするようなムチャな神はない。真人間になれ。真人間にならなけりや、生きる世界がないというて、真人間の道を説く者は、己そのものが真人間の道を踏み、己の踏んだその道を立派な証人つきで説いておるのが役座の口よ。

神のみ国はいずこやら、神のみ声が恋しけりゃ東が西と言われても西が東と言われても、ハイハイハイで役座の口についておいでりゃ、誰でも案内しますよ、天国へ。

蛆の世界をみたように、石の地蔵や金仏、ごえいやお祓い指さして、己の心の悟りも開けぬ乞食の坊主や神主が観念論や空想で、経文本をよみたてて、行け行け行けと言うたとて、何で行かりょか神の国。役座が50年にわたって踏んだその道を説いておるのが神教よ。

やっておくれよ、神国のために、やらなきゃならない時が来た。

(注

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