2014-01-01から1年間の記事一覧

世の末

神歌の最初は「ああ美わしの神の国 世が乱れたるあかつきに 天なる神が天くだり」である。大神様は第2次世界大戦の最中から御行を始め、修業を積み、大戦末期から布教を始めた。ポツダム宣言受諾の決定した日に「生きた天照皇大神」になった。敗戦翌日から…

真珠

丸い丸いまん丸い真珠のような心を持って神の元に来い。これを釈尊は左手の指で丸を作り、右手でこちらにおいでと掌を伸べている。仏像や地蔵の印形はこういう意味だ。お金をくれということではない。 このような意味の話を大神様がされたことがある。神が取…

勝鬘経(しょうまんきょう)

大神様の最晩年のご説法を聞いて、勝鬘経のことを思いついた。繰り返される説法のフレーズと文書化の関係を思ったためだ。勝鬘経は「アールヤシュリーマーラーデービー シンハナーダ マハーヤーナスートラム」(聖勝鬘夫人、獅子吼と名づけられた大乗経)と…

天声の子供のページ

天声には子供向けの欄が設けられている。これは50年程前から続けられている。この中には非常に大変な経験記録も埋もれている。家族の記録と照らし合わせると次のような話である。 小4(女性)の時、8月12日の宇宙絶対神ご降臨記念日の式典に家族で参加…

魔法瓶

岸のおっさんが「インドへ行くのは水を持って行かれたがええ」とうちの子供に言うたので水を持って行って、インドじゃあそれを飲まんと、ロスパラマス(カナリア諸島)は便所行って手も洗わん、魚こしらえたように臭い。お茶でも魚臭うて飲む気にならん。そ…

恩知らず

「恩知らず」(中島みゆき)という歌が流れていた。沢山の親切と心配ありがとう。。。恩を仇で返します。恩知らずになりました。。。ごめん。。。。 歌の趣旨とは違うが、我々でも困っている人に尽くして尽くして、好転したら、知らん振りされれば腹が立つ。…

奇跡の一端

(紀元14年11月23日のご説法の一部である。) この間外務省の沢田廉三が「わしの所へ台風行け、行け言うちゃるのに、いっそ行かん」ちゅうて言う。わしが来やへんのいやちゅうて。山口県中心ちゅうて風が吹きよる。みんなが「雨戸へ釘を打とうか」「い…

神の国の葬儀

天照皇大神宮教の葬儀は簡素である。それは大神様の神教によるからで、大神様自ら同志の葬儀を取り仕切られたことがある。それが模範になっている。 人間が死ぬと魂は肉体から離れ、魂は生前の業に従い、業が良く神のみ肚に合えば天国に行き、天使として神の…

おかげの大きい天照皇大神宮教

天照皇大神宮教では、この教えは人間直ししであり、おかげいただきの信仰ではないと強調される。しかし実はおかげが大きい。天声376号(紀元21年4月21日のご説法)などを読めばよく分かる。 ①神行して、自分を直し向上させると、相手の立場・境遇に…

名前はいらない

天声164号の巻頭言である。現代の病相をえぐり、その解決が神教であることを、ズバリと書きだされている。 人間の尊厳。かって大神様が、「今度できる神の国には、八百万の神の名前はいらない。第何番目の神と番号があれば良いのだ。」とお説きになった神…

セコイアセミナハウス(山の家)で無我の舞

大神様がアメリカに巡教に行かれた頃、Jesus as Teacher というキリスト教のグループがあり、スタンフォード大学にその中心メンバーがいて、全米に広がる組織をもっていた。「キリストは、人を神の意志にそうように生きることを教えている」として実生活に教…

人間道

行、行、人間道を離れた行じゃない。人間いう名がついたなら、人間道を立派に歩めちゅうて、人間道を歩いていくんじゃから一番みやすいんよ。人間道をはずれたことをやれちゅうんじゃない。神様が嫌うような事をしちょいて、それで人間が成功するはずはない…

神に行く(神行)

神行とは神に行く。信じ仰ぐ信仰ではない。と大神様は常に説かれた。悪い癖を取って自分を直して行く、自我を克服していく、煩悩を克服して、試練を乗り越えて行く、すると神様が使える器になる。この道が神行である。最終的には神様が肚に入って人間を使う…

キューバ危機と大神様

キューバ危機とは1962年10月14日から28日までの14日間に亘って米ソ間の冷戦の緊張が、核戦争寸前まで達した危機的な状況のことである。10月14日にアメリカ空軍のロッキードU-2偵察機が、アメリカ本土を射程内とするソ連製準中距離弾道ミサイル (MRBM) の存在…

ガンダム

「機動戦士ガンダム」は不朽の名作で今でも根強い人気がある。このアニメの主要登場人物はすべて未来予知能力を潜在的に備えた超能力者(ニュータイプ)で、この能力に比例して戦闘能力を持ち、この能力を戦争の中で進化させていく。各人がインスピレーショ…

実相界と現象界

前回のブログで、自宅がきれいに掃除されていることと、そこに住む人の心が美しいことの関係にふれた。こういう、心(霊界:実相界にある)と自宅(現実:現象界にある)との関係が相応で、実相界で(心が)綺麗なら、現象界でも(自宅が)綺麗になるが、逆…

家の掃除と心の掃除

自宅が綺麗に掃除されていることと、その住人の心が掃除されていることは、無関係ではない。自宅が汚れ、散らかり放題の人で、心が清らかということはない。心の清らかな人は自宅や周囲の掃除・整頓に精を出すはず。しかし自宅が掃除され尽くしているからと…

生き証人

「役座が知らず識らずに50年にわたって踏んだ道を、我汝らを証人にせん。今、立派な証人付きで説いているのが役座の口なれば、付いておいでりゃ案内しますよ。天国に。」と度々大神様は歌われた。大神様が説法で説かれたことの、一つ一つが、事実に基づき…

下がる行

Aさん(女性)は晩年(死の2ヶ月前)の大神様に個人指導を受けた。「一生懸命やらせていただきます。」と言うと 「一生懸命やると言うてものう、下りきらんにゃそれがやれんので。お前には家族が何人あるか」 「5人でございます」 「その5人の中でも一番下が…

冷たい人

Aさん(女性)はひとり子で育った。大神様に初めてお参りした時、思いっきり悪口を言われた。 「男か女かわからん女だ。冷たい女だ。心の冷たい女だ。日陰のスイカみたいな味もそっけもない。とても冷たい女だ。冷蔵庫の底みたいに冷たい冷たい。」 帰りには…

最後の1コドラント:懺悔の重要性

マタイによる福音書 5:21昔の人々に『殺すな。殺す者は裁判を受けねばならない』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。 5:22しかし、わたしはあなたがたに言う。兄弟に対して怒る者は、だれでも裁判を受けねばならない。兄弟にむかっ…

因縁・因果

果=因 + 縁 因あり。縁あり。果生ず。 (例)Aさんは結婚直後に夫が出征。戦死。未亡人となり子供を出産し苦労して育てていた。戦後ある男と知り合い再婚した。ところが、男は「ハズレ」で働かず、おまけに泥棒まで始めて近所に顔向けできなかった。Aさん…

釈迦の行・キリストの行

紀元3年の4月にニュース映画を映した時に、「これがキリストの”山上の垂訓”ちゅう有名な教えが残っちょる、あれいや。キリストは山上の垂訓があって間もなく十字架に上がったが、われは19年に言うたように、今度は死刑にせるどう」ちゅうて(肚の神様は…

ご慰安日

今日は天照皇大神宮教のご慰安日である。大神様は当初連日ご説法されていたが、ある同志(川村かおる 天声363号 P54)が、「たまには大神様にお休みいただいて、我々同志が大神様をご慰安する日を作らせていただきたい」と申し上げ許可されてできた日で…

内なる人、外なる人

スウェーデンボルグの教説で、内なる人、外なる人というのが良く出てくる。人間の精神構造の解説で、「人間には内なる人(部分)と、外なる人(部分)があり、現実世界での経験や知識の記憶は外なる人に蓄えられる。内なる人は神に通じている。死後は外なる…