マルコによる福音書と大神様海外ご巡教だより 紀元10年8月14日-23日

マルコによる福音書

1:30−31

ところが、シモンのしゅうとめが熱病で床についていたので、人々はさっそく、そのことをイエスに知らせた。

エスは近寄り、その手をとって起されると、熱が引き、女は彼らをもてなした。

1;40−42

ひとりのらい病人が、イエスのところに願いにきて、ひざまずいて言った、「みこころでしたら、きよめていただけるのですが」。

エスは深くあわれみ、手を伸ばして彼にさわり、「そうしてあげよう、きよくなれ」と言われた。

すると、らい病が直ちに去って、その人はきよくなった。

 

大神様海外ご巡教だより(天声22号)から、同じような奇跡の記録をほんの少し抜き出すと

8月14日

ある同志の方は耳の付近がたいそう腫れて非常に痛んでおられましたが、いくらお祈りしても解決がつかず、一々大神様にお願いして頼っていては一人立出来ないからと頑張って、12日にお参りしたところ、大神様がちょっと触って下さると、熱がぐんぐん下がりだして30分ぐらいですっかり熱が取れ、あくる日は元気に仕事に行きまして、不思議な神力がよくわかり、体験を通じて神教をより深く理解するようになり一生懸命であります。大神様はあのままにしていたら死病になるのだった。あれは仕事に行く先に広い庭の家があって、その隣が昔死人を処分していたところで、そこの幽霊がついたのだと仰せられ、不思議な霊の力に驚いております。

8月16日

ある方の息子さんが普通とはちょっと顔が変わっておりましたが、近頃は大分和らいで外の人が見違えるようになっており、そのような変化をお互いに見出し驚きあっています。

ハワイの新しい同志の方が、足が痛んで夜も寝られないように手紙に書いてありましたので、大神様がお祈りしてあげられますと、その方より手紙が参り、大神様のもとへ手紙が着いた頃から痛みが急にとれ、よく休まれるようになりました。と大層感謝してお礼を述べてありました。

ロサンゼルスの同志で、大神様がお発ちになる時、ちょっと腰に触ってあげられたら、それから腰の痛みがとれ軽くなりましたと大層喜んでおります。

8月20日

ロサンゼルスのメシア教のボスの代理と言われる方が参って来られ、大神様に自分の病気のことをお伺いしておりました。この方は除霊というのをして、人の病気を治しているのだそうですが、大神様は「自分の病気を直し得ないものが人を救うことは出来ない。人を治したというが少しも治っておらん。今まで病気を治してやるとか、又首にかけるものを売ったりインチキを皆懺悔して、正しき祈りをしていったら3日したらその病気は解決する。」と仰せられます。「はい、一生懸命懺悔します」と答えられます。大神様はこの方が、医者にもかかるな、薬を飲んでもいけない、と人に言いながら自分は隠れて医者に行っていることを指摘され、そんなインチキをして人を騙しているとその非をさとされ、「神教では医者に行って悪いというのではない。医者や薬のいる世界におる者は好きなようにしたらしたらよい。ただ行じて行けば医者も薬もいらぬ世界があると教えておるだけじゃ。薬を飲んでおっても、正しく行じて祈っていけば治りは早い。わしはどんな時でも薬一服のんでいるのを見た者はなかろうが」と仰せられます。

8月21日

メシア教の方は毎日お参りしてきており、具合が非常に快いので、ああ有難い、お陰を頂いたと大変な喜びようで、いくら除霊をやっても治らなかったものが解決していくので、本当に大神様のような偉大な方に合わせて頂いてまことに有難いと言い、又同じメシア教の方々を次々誘って来ておりますが、これ又邪神をいっぱいかるうていて、体の自由も失いつつあり、どうにもならない病人ばかりです。

8月23日

少し頭がボケていた方がご説法を毎日聞いているうちに最近とみにしっかりしてきて、仕事はよくするし、小さいことにも気がつきだして、又親が外人に商売していても、その計算が違うことまで言うようになりたと、両親は大変喜び、以前にこの人を知っている人々はそのしっかりして来たことに非常に驚いております。小さい子供よりおぼつかなかったのに、今日は向こうから私に話しかけびっくりしました。あの方はどうして治ったのですか、と聞く始末です。

又兵隊に行って頭のおかしくなった人がお参りして帰りには自動車の中で「ここは私が兵隊にいた時に通った所」とものを言ったというので大変驚いております。

8月24日

メシア教をしていた方は外の信者の人も連れてきて、続けてお参りしておりますが、その一緒に来られた方たちは1年3ヶ月も腰が痛くて堪らなかったのが、大神様のお陰でよくなり、座れるようになりましたと喜び、他の方も毎日耳の後ろから首にかけて痛く薬を塗っておりましたが、それがいつの間にかよくなってしまいました、と喜んでおります。

(続く)