2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

諸行無常

諸行とは諸現象という意味。(河口慧海・正真仏教) 無常とは変化するということだ。諸行無常とは現実世界(色)は常に変転する。だから執着して苦しむなという教え。 GMは、かっては目もくらむ眩い超優良企業だったが、今は潰れてしまいそうだ。日本長期信…

空海と最澄

この有名な2人が晩年仲たがいして、空海は最澄を絶縁したと伝えられている。真相は勿論我々には不明であるが、宗教的には絶縁は納得できる点が多い。最澄の誤りがひどすぎるのである。空海のような聖人が絶縁しないほうがおかしいのだ。推測される理由。 1…

苦しみの分類

人間が一生に受ける苦しみを分類した人(神)がいる。釈迦佛である。 1.生存の苦しみ。生活苦とかお金を稼ぐ苦しみ、借金苦などがこれである。 2.老いて行く苦しみ。体が思うように動かなくなる。頭も衰え、どんな化粧品を使っても容色は衰えてしまう。…

新型インフルエンザ対策が日本の危機

新型インフルエンザが流行しだした。この病気自体は大して恐ろしくない。それは皆が大抵知っている。しかしそれへの対策を大騒ぎすることで社会は静かに機能不全に落ちようとしている。学校、保育園が止まり、旅行は止まり、そのうち野球とかも止まり、スー…

汝は罪人

有名なキリスト教の教えだが、その真意はなかなか知りがたいという人が多い。 スウェーデンボルグを読むと、真意とそれを知り難いと考える理由までも良く分かる。 実は仏教でも表現が違うだけで同じことが教えられており、しかもそれが最重要な教えでさえあ…

イエス・キリストの食べても増えるパン

マタイ伝の14章に食べても増えたパンの話がある。概要は 1.イエス・キリストに大勢の人々が付いてきた。食事の頃に弟子が集会を解散させて食べ物を各自が買いに行くように指示をだして欲しいという。 2.キリストは弟子に食べ物を配るように指示した。 …

スウェーデンボルグと仏教信者

スウェーデンボルグの教説はキリスト教の人よりも仏教信者の方が入り易い。例えば 1.聖書を敬虔な信者が真剣に読んでいると、天界の天使がそれを聞きにくる。(スウェーデンボルグ) 仏教では釈迦佛は天使(例えば帝釈天=コウシカ)に説法しているお経が…

鈴木大拙とスウェーデンボルグ

鈴木大拙は戦後、求められて、昭和天皇に仏教を進講し、文化勲章受章者でもある。戦後の仏教界では日本の第一人者といってもよい人物である。明治時代、東大生であった彼は当時の仏教界の星ともいうべき釈雲照の甥である釈興然についてパーリ語を学んでいた…

神は7日で世界を創った(スウェーデンボルグの著作)

旧約聖書の初めは神の天地創造の話である。これは現代の物理の常識からあまりに遠いため一般には全くの作り話としか思わない人も多い。しかしこれは人間の精神の成長段階を表現した話であり、教会の成立の話であるとみると、すごい内容になり、成仏にいたる…