大神様海外ご巡教だより 紀元10年7月10日 (1955年)

7月10日(ロサンゼルス 守田宅)

日中は少し暑くなりますが、朝夕は夏とは思えない涼しさです。しかし朝方は霧でどんよりと曇り、昼頃にはすっかり晴れます。

今日は公開説法なので同志の方はいろいろ心配して下さり、皆一生懸命です。場所はすぐ次の通りにある中央学園です。準備が終わって7時開会、電車やバスのスト中にもかかわらず沢山な人がつめかけます。迫川氏(ロサンゼルス山口県人会会長)が開会の挨拶を述べ、同志の救われた体験を語り、ついで大神様がお出ましになります。

朗々と響き渡る神歌説法に始まりまして、真の人間道をお説きになりますと、皆真剣に聞き入ります。宗教家まで合正して聞き入り驚かされます。外人の顔も見え、言葉がわからないのにもかかわらず不思議とわかるようです。

熱をこめられるお話の合間に、笑わせる諧謔を交えられ、時がたつのも気づかず、映画も上映して、10時近くに終わります。この公開説法が盛会であったことを同志の方々は大変喜んでおります。大神様のご説法の要旨は次の通りです。

(注視)要旨は天声21号。ご説法全文は天声775号。大神様が何をお説き下されたか学びたい方は、775号を熟読ください。