本部道場余録 天声第70号(紀元14年10月号)

9月4日の昼、大神様には、事務所に見えられ「今夜は大事な説法があるから、皆んな道場に出て聞くように肚が言うから、本部にいる者は皆出て聞くように、田布施の者も来て聞くように伝えよ。テープの用意もしておけ」とおっしゃいました。その夜の御説法(…

本部道場余録 天声第69号(紀元14年9月号)

8月5、6、7日の3日間、本部において第2回少年少女修錬会が開催されました。参加された少年少女600名を越え、お世話に集まられた教職にある同志30名、修錬会としてはかつてみない多人数のものであり、付添の同志も多く、本部は人で溢れる盛況で、…

本部道場余録 天声第68号(紀元14年8月号)

第10回の御説法開始記念日、7月22日は夏らしい良い天気ーー長蛇の列となって次から次にお参りして来る同志は、その様子を変えたご本部の姿に眼を丸くして腹の底から開けゆく神の国をお祝い申し上げ、この14年間の夜を日についでの大神様の御苦労に深…

本部道場余録 天声第67号(紀元14年7月号)

6月のある日のことであります。ふと御説法にお出ましの大神様のみ顔を拝すと、下顎がまるで無くなられた様に見えますので、驚いて、目を見張って気付かせて頂くと、下の入歯をお入れにならないで御説法に出ておられたのでした。お聞きすれば『あまり歯茎が…

天声66号 本部道場余録

4月27日は姫神様の第9回目のご誕生日で、本部道場においてそのお祝いをさして頂きました。お祈りの後、年々見違えるようにご成長される姫神様を片手に抱えるようにされながら神歌説法される大神様は、心から喜んでおられるように拝されました。 「教祖教…

本部道場余録 第65号(紀元14年5月号)

3月25日午後2時より、本部道場において、第1回神の国洋裁学校の終業式が挙行されました。一昨年福本静枝先生がハワイから来られ、神の国洋裁学校が開校されて早一年の歳月が流れ、29人の生徒さんが本科を修了されることになったのであります。その間…

天声63号 本部道場余録 (紀元14年3月号)

第一回支部同志修錬会が2月6日より8日まで開催されたのでした。参加同志は老若男女約250名、終始はりきった行をさせて頂いたのでした。大神様の御説法に魂の掃除をさせて頂き、神教講座に、神教の総復習をして神念をかため、一人歩きの行の肚ごしらえ…

神歌の謎

・神歌の歌詞は次の通りである。 ああ美わしの神の国 世が乱れたるあかつきに 天なる神が天くだり 天が治めて天が取る 神のみ国ができました その時天父にめとられて 天なる神の大聖業に 神の招集受けたる わが身の幸をよろこんで 行じてゆけよ天国に 夜明け…

天声62号 本部道場余録

今年の元旦の式典は、神の国の弥栄を如実に物語り、神の国始まって以来の参加者の数でありました。道場内は言うに及ばず、神屋敷の生垣内外は立すいの余地も残さず、道路や沖の宿舎の前をも埋め尽くす有様でありました。紀元13年の伝道の成果を目のあたり…

天声57号 本部道場余録

8月12日の絶対神御降臨第13周年記念日は、案外涼しい日となり、絶好の祝日、大神様には殊の外ご機嫌うるわしく、この全人類の喜び祝うべき日を日本全国から集まり来たった同志は心から無我の歌、無我の舞でお祝いしたのでした。7月22日のご説法開始…

天声54号 本部道場余録

4月27日は姫神様の丸8年のご誕生日でありました。その日の午後、本部道場でそのお祝いをさせていただきました。大神様には姫神様をおつれになってお出ましになり、巻頭の大神様のご説法があった後、無我の舞をしてお祝いさせていただきました。大神様に…

大神様ご在世中の天声

大神様の晩年のご日常に多く接する機会を得た同志の話によると、大神様は天声をよく読まれていた。このことから大神様が読まれた天声は特別重要で、それは創刊号から168号であると言われていた。確かにこれらの天声には、その前月の大神様のお写真があり…

天声のご説法

天声には毎号、大神様のご説法が掲載されており、これがいちばん重要な記事であると思っている人が多い。最近の天声には実際のご説法がそのまま掲載されていて、非常に有り難く感じている同志もいる。ご説法を聞いて聞き取れなかった部分がよく分かるように…

顔が変わる宗教

大神様はご説法で「顔が変わる宗教でないとだめだ」とよく言われる。天照皇大神宮教では、顔が若返り、変わるから、そこまで行をしないとだめだ、と言われた。 普通に考えれば、心が明るくなれば、顔も明るくなる。心が苦難の淵から救われて、晴れ晴れすれば…

マタイによる福音書 8章から

5 さて、イエスがカペナウムに帰かえってこられたとき、ある百卒長ひゃくそつちょうがみもとにきて訴うったえて言いった、 6 「主しゅよ、わたしの僕しもべが中風ちゅうぶでひどく苦くるしんで、家いえに寝ねています」。 7 イエスは彼かれに、「わたしが行…

大神様の井戸掘り

天声238号浜村義馬さんの記事 神の湯(風呂屋) 紀元9年台風があった時、(山口県)大畠・大島間の送電線の鉄塔が倒れ、高潮が押し寄せて、どの家の井戸にも潮が入りました。私の家の井戸は小高い上に、井戸側に板を立てバラスなどを積んで潮を防ぎまし…

「らんまん」の田邉教授と高橋是清

NHKの朝ドラ「らんまん」が人気で、そのモデルが誰かがネットで調べられる。東大植物学教室教授「田邊彰久」のモデルが矢田部良吉。1951年生まれで、コーネル大学に留学し、帰国後26歳で初代東大植物学教室教授になっていて、高知から上京した牧野富太…

大神様の御説法 天声創刊号より

大神様の御説法は時と所により自由無礙で、その一語一語がことごとく真理そのものの数千、数万の神言がすこしの淀みもなくお口をついて流れ出、またたびたび朗々玉をころばすような美しい声で歌われるお歌説法は、そのまま生命の躍動を伝えて、聞く人々の魂…

なさるがままの行

「なさるがままの行」という神言が古い天声の同志の記事によく出てくる。なさるがままとは、あらゆる努力を放棄して、なり行き任せに生きる生き方のように思う人もいる。霊界で、手をだらりと下げて立っているだけの人のイメージである。 しかしこの神言は、…

仏教3法印

仏教3法印とは 1.諸行無常2.諸法無我3.涅槃寂静 1.諸行無常 諸行とは、世の中のすべての事象を指し、無常とは、それは時の流れに応じて常に変化する。どんなに優れた人でも、神様でも、時の動きに逆らえない。神様でも、時が来れば肉体は死んでしま…

世渡りの道

大神様は、神仏の道、因縁因果の道、世渡りの道を人々に教えられた。神・仏の道とは、最高峰のレベルにまで到達できた人間が行うことのできる、行動、考え方であり、仏教でいう真諦(paramārthasatya),勝義諦、第一義諦である。またスウェデンボルグが言う…

泣いて暮らすも50年

泣いて暮らすも50年、笑って暮らすも50年、心ひとつの置きどころ。しかし泣いて暮らす方が楽なのよ。 これは有名な神言で、同志の共磨きでよく話される。この意味は実に深く、しかも人生において実利的である。例で考えるとよく分かる。 ある夫婦がいて…

生書 増補改定版 その後の御足跡7 修練会と道場建設

石城山の事業と並行して修練会の方も回を重ねると共に発展していった。初めは若人の修練会であったが、少年少女修練会、支部役員修練会、支部同志修練会、等が次々に開かれるに至り、殆どの同志が、次から次にこれに参加して、神教の総復習をさしていただき…

今度の戦争は(2023年)10月8日の日曜日に起きる

大神様は、第2次世界戦争中から、次に起きる世界戦争はもっと酷い、とご警告され、ご昇天までずっと第3次世界大戦、核戦争で人類の99.99%は死ぬ、これが最後の審判と警告され続けていた。早く心を磨いて、天国に上がってこい、これが救われる唯一の…

生書 増補改定版 その後の御足跡6 石城山の植林

「一人歩きの行」が同志のお互いの自覚となりだしてから、まず立ち上がったのは、若い同志であった。「これではいけない」「何かやらしていただかねば」との若人の思いは次第に集結されてゆき、その燃え上がった情熱は一方では10町余りのジャングルのような…

生書 増補改定版 その後の御足跡5

長いお留守の間、アメリカの大神様の上に思いを馳せ、、出来ないながらも必死にお留守を守り、一本立ちの行に励んできた同志は、貸し切り列車で大挙横浜に赴き、大神様を埠頭にお迎えし、また他の者は田布施駅頭をうずめつくしてお迎え申し上げたのであった…

生書 増補改定版 その後の御足跡4 ニューヨーク、ロサンゼルスなど

シカゴの御行を終えられた大神様は、世界第一の都市ニューヨークへ。 ニューヨークにも神の種を蒔くにはシカゴにまさるとも劣らぬ程難しい所であることは誰しも想像することであろう。しかし岩をも通す御努力によって、ここにも米国東部支部の誕生を見るに至…

生書 増補改定版 その後の御足跡3 シカゴ布教

このような大神様の重大な御行の陰に人知れぬ御苦労があった。それはボストンの悪霊済度の御行と共に随行の崎山・石原の両人共邪神との戦いの行に入り、3人の身のまわりのこと、内地との連絡等一切お一人でなされたことである。お一人で買い物に出られ、通…

生書 増補改定版 その後の御足跡2 ハーバード大学

半年間にわたるお留守の行は、内地の同志としては初めての行であり、また神の子に生まれ変わって間もないよちよち歩きの頃ではあるが、ハワイよりのお便りを唯一のよりどころとし、精一杯それぞれ行じさせていただき、偉大なご業績を残されて帰って来られた…

生書 増補改定版 その後の御足跡1 ハワイ布教

紀元7年の正月の式典に、大神様はいよいよ海外御布教の発表をされた。目的地は太平洋の真中にあるハワイ諸島である。4つの島々を合わせ日本の四国位の島、そこには世界の縮図のごとく色とりどりの人種が移り住み、四方を太平洋に囲まれた小さくまとまった…