因縁・因果

果=因 + 縁
因あり。縁あり。果生ず。
(例)Aさんは結婚直後に夫が出征。戦死。未亡人となり子供を出産し苦労して育てていた。戦後ある男と知り合い再婚した。ところが、男は「ハズレ」で働かず、おまけに泥棒まで始めて近所に顔向けできなかった。Aさんは神教に入り、大神様に「夫と別れたい」と言うと、絶対に別れられないと言われた。その理由も説明された。「Aは前世で子供の出産直後に、浮気していた別の男と逃げた。逃げられた夫は苦労して子供を育てた。」その前世の「借金」を因として、男と出会った縁があり、今の苦労の日々という果がある。この因果により、苦労が尽きるまで別れられない。しかし大神様の慈悲によりAさんはお祈りをしていただけた。
まもなく男は病死して、Aさんは救われた。
(例)Bさんは生まれつき髪が薄く、「醜い」女性であった。そのため19歳も年上の男と結婚したが、男は妾を作りBさんは捨てられた。その時妊娠していたが、生まれた子は男に返したが直ぐに死んだ。Bさんの父親が資金援助し、Pと再婚させた。子供が生まれると、Pは浮気して別居になった。Pが神教に入り、Bを大神様の前に連れて行った。「お前は前世において、おやじを捨てて、よそのおやじと駆け落ちし、そのおやじが病気になったので、またおやじを捨てて逃げたのがおまえじゃ」と神歌説法された。その時Bに異変が起きた。かねてみぞおち辺りにあった重い石のようなしこりがなくなった。「お前の生きる道はこの道より外にはないぞ。」と言われ「ハイ」と返事すると因縁を切ってもらえた。しかし3ヶ月後、Pは神教から落ち、元の愛人の所に帰ってしまった。これで主人に棄てられ、前世の借金が払えたとBは喜んだ。その後Bさんは神教を熱心に続け再婚し、家族揃っての神行をして、紆余曲折はあったものの結局幸福な人生をおくれた。大神様が言われた「本当の神行とは20年たち、30年たってみて初めてわかるのだ」という神言を、晩年になり、しみじみ噛みしめ、救われた感謝に浸った。
ーー自分が前世でやったことが、同じだけ今世でやり返されている。ーー
(例)Cさんはもともと霊能体質であったが、大神様に長年、親しく指導を受けるうちに磨きがかかり、秀でた霊能者になった。多くの癌患者などを霊能で直したらしいという噂があるが、「病気治しと間違えられるから、あまり言うなよ」という大神様の戒めを守り、具体的な例はあまり知られていない。Cさんは若いころ神教にはいらないと46歳ぐらいで死ぬと大神様に言われた事があった。また胃を休めないと病気になるとも注意されていた。しかし健康で忙しく、病気になってもお祈りすれば大丈夫と、日に4食したりしていた。予言の年令になったある日、同志が「気違い女」を連れてきた。その時彼女に着いていた悪霊が自分に移ったのが分かり、直ぐに体調不良になった。翌日から吐き気がして食べれなくなった。水とアルギットだけを飲み、ひたすら祈り続けたが、悪化する一方で悪霊を落とせなかった。遂に死を覚悟し大神様の御像の前でお別れと今までの感謝をいうと「おれがついておるのに、世話なあ乗り越えられる。」とはっきりした大神様の声を聞いた。そして大道場を出た直後、一瞬にして悪霊が取れ、寝ても覚めても耐え難い程だった体の痛みもとれ完治した。宇宙絶対神の威力と慈悲に感激した。
因は年齢と過食。縁は気違い女、果は死病の発現。X型の因がある所に、X型の悪霊がはまる。すると病気になり、落とすと治る。これが分かる稀有な事例。
(例)Dさんは最初に大神様に合った時に、顔色が悪い、肺の陰に幽霊がいて3年後に発病、4年後に死ぬと言われ、お祈りしてもらった。「3ヶ月したら血を吐き黒便がでて治る。」と言われた。3ヶ月後家族でお祈りしていると、妹に霊動がでて激しくDさんの胸を叩いた。その後高熱がでて血を吐き、黒便がでるようになり、2週間で治り、血色がよくなった。大神様は肺の胸膜肉腫と言われた。
その約20年後Dさんの目のまぶたに黒い塊(癌)ができ日々大きくなっていった。Dさんの母親の家系は多く眼疾で失明していたため、家の因縁が出たことを知り、お祈りと、アルギット塗布・ホウ酸液で剥がす、だけで乗り越えようとした。6ヶ月かかると感じた。どんどんまぶたは腫れ上がり黒ずんで異様な顔になっていったが、そのまま勤務を続けた。6ヶ月後かさぶたが割れて出血し、猛烈にしみだしたが、それを乗り越えてやがて完治した。目もまぶたも全く正常になった。
次に胃検診で引っかかり、ほっておくと大きな潰瘍(癌)が見つかった。Dさんの父親の系統に多く胃癌で死んだ人がいたことから、これも家の因縁と知り、治療はせず、お祈りと空腹時にアルギットを飲むだけで乗り越えようとした。医者に手術を3ヶ月待ってもらっていたが、3ヶ月で治り、医者(東大病院)が驚いた。
(注)因縁からくる病気は、医術によって治しても再発しやすい。因縁が切れれば、自然に治る。これを大神様は「幽霊は手術されようとなると逃げる。直ぐに戻って再発する」と言われた。癌では癌幹細胞が残っていると再発する。癌幹細胞のサイズは0.0006−0.0025CMであるから取りきれずに残っている事が多く、これが癌再発になる。因縁が切れると、自分の免疫系が癌幹細胞を認識でき、自分で殺してしまうようになると想像される。従い根治できる。幹細胞研究は今一番注目されていて、IPS,ES,MUSE,「STAP」などもその一環。
(注)胸に塊が出来た人に「腹の皮に血管が集まって癌、6つ程あって、豆粒くらいのを入れると12までになる。」「医者に行って切っても小さいのが大きくなるだけ。葉っぱ(小松菜)でも間引いたら小さいのが大きくなるのと同じ」「医者に行くのは、たぎっている湯の中に氷をぶちこんで湯を冷ますのと同じ。火を引いて、自然に湯が冷めるのを待つ。それで因縁が切れ病気が治っていく」」というような神言をされた。癌は造血管因子を分泌して血管を呼び寄せることが最近の研究で明らかになってきたが、50年以前に大神様は指摘されている。行をして因縁が切れると、火が消える。これで完治する。因縁が切れていないと再発する。この人は本部で3ヶ月行をして、完治した。大神様は癌の種別が47種類あるとも言われた。
(注)結婚では相手との因縁が大切という。自分と因縁のある相手は1500人ぐらいいるそうだ。過去世(前世、前前世、。。)で夫婦だった、家族だった、恋人だった、協力関係だった、。。等と想像されるが、動物で輪廻していた時の「つがい」というのもあるようだ。大神様が2人の因縁をたどりにたどり、鳩の時代に夫婦だった因縁を見て結婚させた例もある。また前世の因により、結婚運の悪い女性にその自覚を持って乗り越えさせた例もある。
Fさんは一人娘で、養子婿を取ろうとして大神様に伺うと「あねえな者をもろうてどうする。3ヶ月ももたずに財産を使い尽くす。」といわれた。しばらくしてその男は警察ざたになった。次の縁談が起こり、大神様に伺うと「因縁はあるが、お前は前世で人の妾で、本妻を呪い殺している。その因縁によりこの世では良縁に恵まれない。今懺悔しても遅い。因縁がつきまとうている。だが悲観することはない。あんたの行しだいでどんな運でも開ける。」と指導された。そこで結婚を諦め、神教実行に励んだ。月日がたち、両親が心配して、ある人の縁談を大神様にご相談すると「ちょっとぬるいが辛抱な男で」と神言をいただき結婚。自分は因縁の悪い女だけれど、この主人だからこそ共に行じさせていただけると感謝しているうちに幸福な家庭ができた。
(注)大神様はZにあうと、一目で、Zの過去世・天に積んだ福徳・積もっている罪業・今後の人生行路などすべてが見通せた。最終ゴールを天国に設定して、Zの最短経路(どう人生を歩むべきか)を、Zならどう反応するかも分かっていて、指導・アドバイスされた。このご指導は世間の常識を超えたもので、「合格している学校にいかないで、働け」というようなものや、「自分は初婚なのに、子連れの人に後妻にいけ」「この子は捨てよ」というような様々なものがあった。福徳のない者には、ご指導もされなかったようだ。大神様が前世の因縁を詳しく話されたケースは、それを知らないと乗り越えられない悪い因縁を持った人に対してであった、と指摘した人もいる。
参照 因果律入門
http://d.hatena.ne.jp/Newshirogarasu/20090427/