ガンダム

機動戦士ガンダム」は不朽の名作で今でも根強い人気がある。このアニメの主要登場人物はすべて未来予知能力を潜在的に備えた超能力者(ニュータイプ)で、この能力に比例して戦闘能力を持ち、この能力を戦争の中で進化させていく。各人がインスピレーションだけで交信・会話できるにまで「進化」していく。宇宙時代の「人類の進化」を主要なテーマとしている。
これが大神様の説法と無縁でなさそうな一面をもつ。またスウェーデンボルグ教説とも関連がある。
大神様の出現は人類の救済を目的とされていた。人間が核兵器まで持ち、人類絶滅を一瞬で可能とするまでの兵器体系を備えるに至った現在、人類は滅亡の淵にあるのは明らかである。激昂した国の指導者の指令、誤報に基づく指令、恨みにこり固まった人間の核テロなど引き金はゴロゴロある。神様はこの救済の道を大神様を通して示された。
1.神の肚に合うまでに心を磨きあがっていく。真人間に近づく努力を続ける。
2・心の磨かれた人間が「名妙法蓮結経」のお祈りをする。これで悪霊の済度がされる。
3・悪霊が済度されると、戦争の危険が下がる。これは戦争に国民を仕向けるのは、背後に悪霊が働くためであり、その悪霊がいなくなれば戦争は起きない。
つまり天照皇大神宮教のお祈りは、世界平和を達成するように、人類が存続できるように、という神様の慈悲から生まれた尊いお祈りなのである。これを大神様に合う前に感得した人もいた。
大神様の世界巡教の直前にインドのニルマラナンダ氏からきた手紙に「。。。大神様の無我の境は何百万人の心に神の霊感をよびおこされるでしょう。。。大神様ご自身が清浄であられることのみが、世の人々を浄化する手立てとなって参りました。大神様のお持ちになる霊力をまだ世界の人が気づいてはおりませんが、その霊力こそ、現在の国際的緊張、混迷の世界を救う最も効果的な手立てでありましょう。」
初期の頃、外霊済度が集中して行われた。この頃、支部で外国人の霊が降りてきて救われる様を経験した同志が多数いた。英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語・中国語・満州語朝鮮語ベトナム語などなどが、ご慰安日にはとびかった。外国人の霊までもが名妙法連結経のお祈りに引かれてやってくることで、このお祈りの重大な意義を悟った人もいた。
一方この示された救済の道を誰もが実行しなくなった時の結末も言われている。(真人間になれ。真人間になれ。ならんにゃ、ならんでもいいど。ここからが危ない。)
1・人間の99.99%または99%は次の世界戦争で死ぬ。これが最後の審判である。
2・この戦争は3日で終わる。一瞬ですべてが消える。
3・都市化で人々が都市に集中して住むようになるのは、この動きの一環。原爆が落ちた時、都市化した所程、まとめて多く死ぬ。
4・神の肚に合った、真人間だけが生き残る。
神様の警告は絵空事ではない。釈迦が出て、直ぐに釈迦族の国は他国に侵略され滅ぼされた。キリストは自分の出身部族ユダヤの滅亡を予言し、宗教政治の中心都市エルサレムの滅亡を予知して泣いた(ルカによる福音書21)。キリスト死後40年にしてこれは実現(西暦70年エルサレム包囲戦)、キリスト滅後100年(バル・コクバの乱)でユダヤ民族はその地では絶滅され、生き残った人々は奴隷として各地に連れ去られた。イスラエル建国は1948年=天照皇大神宮教紀元3年(紀元とは大神様出現で人類の暦が変わり、新しい時代が始まったという意味)であり、キリスト教の予言「世が変わるまで民は散らされる」が実現している。大神様は「真人間だけが生き残る。」「われらの悪魔の世界は間もなく消える」「不意打ちではかわいそうだから」大神様が出現して救済の道だけは説いている。と毎回のご説法で説かれ続けた。
世界の人口70億人の0.0001%は70万人である。これだけ生き残ったとしても、文明はなくなるだろう。しかし真人間の利他の人々ばかりであれば、何とかやっていくのだろうか?1%なら7千万人。これなら10年程度で元の文明社会に再建されそうだ。もう戦争はコリゴリという決意を持って。
世界平和は神が与えるものであって、蛆が仲良くすることで出来るものではない。と大神様は言われ、真人間の祈りが世界平和の鍵であることを示された。
天声199号にヘンデルコット氏(グアテマラ)が神教解説を書いている。「私どもはこれまでの人類進化の歴史が終わり、新しい局面が開けることを知る。しかしこの新しい時代が始まる前に、人類は神による粛清と選択の時期を通過しなければならない。そのために神はみずからのご存在を現在の人類に明示されようとして、日本の農家の主婦(大神様)を使われた。私どもはラジオを聞くために受信機を必要とするように、神の声を人類に伝えるために、大神様という神の器を必要とされた。神の電波を受信できる性能を高いものにするために、大神様は神によって長い間鍛錬された。それは生書によって詳しく知ることができる。」
「神教を深く理解するために、私どもはこの世に一度しか生まれないという考えを棄てなければならない。私どもは何度も生まれ変わっては出てきたが、これからもこの輪廻を続けなければならない。輪廻は前にバイブルにも記された神の摂理であるが、キリスト生誕380年後に行われた秘密会議でこれに関するあらゆる証言は、不明との理由でバイブルから抹殺されてしまった。」
「私どもは新しい知識を学ぶために毎年学校に通う子供のように、各生涯の一つ一つは、私どもがそれをマスターするか、それよりも高いレベルに到達するまで習っていく新しい教材なのである。それなら過去世を思い出すことができるかといえば、それは各人魂の進化程度による。自分の過去世を思い出せる能力(宿命通三昧)を持つ人はいる。しかし大部分の人は、人間として初歩の段階にあって、はっきりと知ることはできない。しかし過去に感得した知識は我々の潜在意識の中に記録されている。
何事も決して偶然におこるのではなく、宇宙の鉄則たる因果律(因果応報・因縁・宿業)というもので生じる。我々の蒔いた種は自らの手で刈り取らなければならない。(中略)
神とは何かと問う人もいる。神は「全」すなわち純粋な愛・力・知・宇宙を創造した実体・無限なるもの・神即自然である。万物が神であるから、神は万物の中にみずからを顕現しておられる。私どもは神の分身ー神の子であるが、自由意思を持ち、物を創造する力を持って、善い物を作るか、悪いものを作るかを選ぶことができる。しかし私どもを全くの野放しにされないため、神は人間の意志と行為に助言を与えようとして、3000年前に、仏陀、2000年前にキリスト、現在は大神様を救世のために遣わされた。現代は、救世の精神的指導者大神様により、私どもが正しい生活をする道が示されている。
神教を理解できない人がいる理由は簡単である。小学生の児童には、文字や足し算を教えるが、大学レベルの代数や化学式を説明しようとしても、理解できない。同じことが、進化の段階が違う人間にも起きる。十分な輪廻の数を経て、精神的に成熟した段階にまで到達した人がいる一方、なお人間としての初歩の段階にある人もいる。神教は縁のない人には難しいが、前世の行のできた人には理解される。(以下略)」
(注)スウェーデンボルグによると、人類は一度作り変えられているらしい。最初の人類はインスピレーションで交信し、神と共にいた。その中に悪い人間が出現し、インスピレーションにより他人を支配するようになり、悪が広がった。神様はそこで、新しい人間を創った。理性と感情・愛情・直感を独立させ、具体的には、右脳・左脳と分けた。
(注)仏教での輪廻・因果の紹介
http://d.hatena.ne.jp/Newshirogarasu/20090426/  生死自在 (河口慧海著)
http://d.hatena.ne.jp/Newshirogarasu/20090427/  因果律入門