大神様の御説法 天声創刊号より

大神様の御説法は時と所により自由無礙で、その一語一語がことごとく真理そのものの数千、数万の神言がすこしの淀みもなくお口をついて流れ出、またたびたび朗々玉をころばすような美しい声で歌われるお歌説法は、そのまま生命の躍動を伝えて、聞く人々の魂を浄化し、力強く真人間の道を歩ましていただこうと奮い立たせずにはおきません。

以下8年有余の間に、説かれたお歌説法の中の極一部ではありますが、その主なものを掲げてみましょう。

1.人生の目的

人間はこの世に何しに生まれて来たか

人間はあらゆる生物一周して人間界は魂磨きに出て来た所なのに、蛆虫世界を見たように、地位や名誉や金や財産に魂とられて何にする

人生行路が行の道、人間死ぬまでが行なのよ、人間の本分忘れなよ

人間の道を離れての行はない、家庭にありまんま、妻子を持ちまんま、現職そのまんまの御奉公

2.神行

神行とは神に行く、己の魂磨いて神の世界まで上がって行くの

神行の第一歩は六魂清浄、惜しい欲しい、憎い可愛い、好いた好かれた、六つの魂を清浄にし、反省しては懺悔なし、神国のためなら裸一貫、何もいらない裸役者になった上

と祈りと真心の三つ揃えて無我で来い

神行とは無我だよ、自我じゃ行かれぬ神の国

3.反省懺悔

罪ありゃ行かれぬ天国ならば、誰も行かれはしないけど、反省しては懺悔なし、天の写真帳の黒地が白地になるまで魂磨いて上がっておいでりゃ、誰でもいけます天国へ

4.神教

天にゃ無慈悲な神はない

現象の世界が消えた後、実相の世界が出来たと違う

実相の世界を説くものは実相の世界におって説かねば嘘なので、こんな役座も天父がつくりましたよ

蛆虫世界をみたように、石の地蔵や金仏、御影やおはらい指さして経文・本を読みたてて、己の心の悟りも開けず、観念論や空想で 行け、行け、行けと、掛け声ばかりで、何で行かりょか実相の世界

役座が肉体持ったまま、今まで踏んだその道を説いておるのが神教よ

行けない者を行けとは言わぬ

役座の踏んだその道をついて来るなら、嫌でも行けます神の国

5.無限の供給

人間の道をまっすぐに行けば、直ぐに神や仏の世界 神や仏の世界に行きさえすれば、天には無限の供給あり 人間にやりたい物は天につかえておるが、人間のバカが裏道横道逃げ歩き無限の供給よう取らぬ

6.伝道

蛆の世界をスタート切って、神の国から覗いてみれば 迷う乞食の哀れさよ

真心持っていながらも正しき指導者ないがため、日毎夜毎に蛆の世界に落ちていく乞食の姿を見た時にゃ、涙なくして見られない

救うてやれよ、神国のために

一人の真人間作るのもお天父様への御奉公

ただで習うて、ただで救うて、ただで助ける神の道

叫べ、叫べ、喉から血が出るまで叫べ 叫びさえすりゃ真心持にはわからぬ筈がない

7.神の国

ああ美しの神の国、ああ楽しい神のお使いよ

神のみ国は日毎夜毎に開け行く、神のみ国が開け行きゃ、悪魔の世界は日毎夜毎に消えていく

神のみ国はよそじゃない 神教実行する人の心に芽生え、で育つのよ

今度できた神の世は、朝起きりゃ柏手打って名妙法連結経 、隣の家でも名妙法連結経、道行く人も名妙法連結経、仕事するにも名妙法連結経、生まれたいうても名妙法連結経、死んだいうても名妙法連結経、 名妙法連結経で何でも解決つくという不思議な不思議な神の国

8.世界の平和

世界の平和やらなきゃならない大使命、持って生まれた我らじゃが、何の世界の平和どころか、己の心の平和も、家庭の平和も、何の平和も出来ぬようで、何の世界の平和が出来ますか

世界の平和を言う前に、まず己の心の平和よりやりなされ

9.最後の審判

皆お目々をさましゃんせ、 お目々醒めたらああ美しの神の国

居眠りしておりゃ生き地獄 、キリスト言った最後の審判の日、今、目の前に刻一刻迫りくる その時我おる所即ち天国浄土なりという所まで魂磨いておかなきゃ 己そのもの悪魔と共に払われる。

祓い給えよ、清め給えよ、己が汚れに汚れたその魂を

10.偉い者になるな 人間は偉い者になるじゃない、国の役に立つ者になれ

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