日本人のバカ

大神様は良く日本人のバカとご説法で言われた。これはアメリカ・ハワイなどでは、大神様を見聞きして、すぐに神様とわかる人が多いのに較べ、日本人が大神様を神様と悟る人が少ないことで言われた。この原因は、われ彼の宗教風土の違いにありそうだ。

アメリカなどでは、キリスト教が主流である。キリスト教の経典は聖書であり、普通に人々が読み親しみ、教会で教えられているのは新約聖書であろう。新約聖書福音書(マタイによる福音書 、マルコによる福音書ルカによる福音書ヨハネによる福音書)が中心で他に使徒言行録 、パウロ書簡、公同書簡ヨハネの黙示録からなる。この福音書というのはキリストの伝記のことで、それを4人(マタイ 、マルコ 、ルカ、ヨハネ)が別々に書いている。ここから人々はキリストの事績に通じているので、大神様が起される病気治しの奇跡、説かれる内容を見聞きして、直ちにキリストの再臨とわかる。大神様が宇宙絶対神であることが分かる人が多い。

日本では仏教が多いが、この仏教というのは真宗親鸞の教え)、真言宗空海の教え)、日蓮宗日蓮の教え)などであり、枝葉であり、仏教本尊釈迦如来を拝まない仏教である。拝むのは、親鸞空海日蓮・観音・阿弥陀・不動・稲荷など雑多である。従い、釈迦とはどんな人で、何を行い、何を説いたか、どのような人生を送られたのかなど知る人は皆無であろう。日本人は宇宙絶対神が降臨していた釈迦を知らない。従い大神様を宇宙絶対神であると分からないし、理解が遅い。

日本で宇宙絶対神を直接に紹介しているのはキリスト伝、釈迦伝、生書(大神様伝)である。キリスト伝は新約聖書4つの福音書であり、容易に書店で入手できる。正しい釈迦伝は江戸時代に皎月比丘尼「三世の光」、戦前の河口慧海「釈迦一代記」など数少ない。大神様の事例は非常に多くの事例と証言が残っており、日本語で読める。これを学んだ後キリスト教新約聖書を読むと不思議なほど良くわかる。「悪霊に憑かれて病気したり唖になり、これを追い出すと治る。」「悪霊が7つ憑く」「汚れた霊を叱る」「神通力を授ける」など聖書で実感を持って理解できなかったことが、大神様が幽霊、狐、犬神などに憑かれた人を多数救済し、その時、狐を叱ったり救ったりした事例と証言体験を多数読むと、納得できるようになる。つまり聖書に書かれたことは事実起こったのであり、嘘偽りのない真実の書であったと納得できる。マタイ9.6「人の子(キリスト)は人の罪を許す権能を持つ」は大神様が自分を「生きた閻魔」と語られたのと同じ、「キリストが地で結ぶものは、天でも結ばれ、地で解くものは天でも解かれる」は大神様が人の因縁を自由に切ったり、付けたのと同じ。ヨハネによる福音書に、『イエスは自分から話すのでなく父(エホバ神:天父)の語るまま話す』、『イエスが人を見抜き見通しで過去、現在、未来を語ったこと』「未来に起こることを予言、エルサレム滅亡など直ぐに実現』など実感をもって理解できる。スウェーデンボルグを読むと旧約聖書新約聖書がわかるようになるが、宇宙絶対神が現れ行った事績・足跡を知ると、さらに自然に理解できるようになる。 

ハワイで大神様が初めて布教した時、キリスト教の牧師が、初めてキリスト教が真にわかったといって喜んだ。カワイ島では黒人牧師キング氏はラジオに説教講座を持っていたが、大神様に説法していただきたいと、放送時間を提供までしている。アメリカの一流大学(スタンフォード大学コロンビア大学バークレー校など)の教授たちが「大神様はキリストのことをすべて話され、それ以上を教えておられる」と賛嘆したのもむべなるかなと思われる。