世界平和のお祈り
多くの教団が世界平和を祈ると宣伝しているが、その効果はあるのだろうか。祈りが神様に届かないと効果はないだろう。唯一、天照皇大神宮教のお祈りだけが神様に届くようだ。
理由。
天照皇大神宮教では神様が直接に、世界平和の祈りとその方法を伝授している。神様が降りてきた主要目的が、A.国救い、B.世界絶対平和の実現、C.地上神の国の建設であるようだ。
A.太平洋戦争末期、日本国の存続は風前の灯、日本人は奴隷として各国に売られるという風評が蔓延した頃に、国を救うには、天に轟く祈りを上げる人間が必要という神様の声に従いすべての自己を捨てて厳しい修行をやり遂げたのが北村サヨこと大神様である。終戦後には3年半の国救い舞をせよという神様の声のとうりにした。戦後の日本の奇跡的な幸運と復興は根源において、この祈りと実行それに従った信者(世界平和の志を同じくする同志と教団内では呼ぶ)の祈りと実行によっていると私は信じる。
B.世界絶対平和の実現方法
1.現在は末法の世で悪霊が充満している。
2.悪霊が人につくと、例えば戦争を起こす。
国の指導者や、オピニオンリーダーなどが狂信的に他国を憎んだり、支配欲、名誉欲を募らせて、他国に侵略戦争を仕掛けることは良くある。これは彼らが悪霊に憑かれているからとも見える。
それに国としての因果がからむ。
3.この悪霊を済度できれば、平和が達成される。例えばフセイン時代のイラクでフセイン大統領の考えが変われば、イラクーイラン戦争も、湾岸戦争も起きなかっただろう。ただ遠隔地の悪霊済度は難しいらしい。現地でのお祈りと因縁ある人のお祈りが必要らしい。この辺は我々にはわからないところだ。
4.悪霊を済度できるお祈りは神様直伝の”名妙法連結経”以外にはない。悪霊は沢山いて強力なのもいるから大勢で祈る必要がある。
5.このお祈りが神様に届くと悪霊は済度され、世界平和が実現できる。これ以外に平和を達成する方法はない。救われた霊は、天照皇大神宮教の天国に来て、そこでは人種と国の差別なく、仲良くなる。救われた霊が、自国の人・人種に働きかけて平和を実現するように働き掛ける。これが世界平和実現の鍵である。
6.お祈りが神様に届くには、祈る人の六根が清浄でなければならない。
7.そこで、誰でも、魂を磨いて、正しい生活、正しい家庭を維持して、正しいお祈りができれば、(=神教実行すれば)世界平和に貢献できるし、これが国救いになる。その人は地上天国住まいができ、死んでも天国にうまれる。神の国の人になれる。
8.各国の国民がそうなれば、自然に平和は達成される。
9.回りくどいようだが、これ以外の方法はない。海外で、他の宗教などを研究実践してきて魂の十分磨かれたレベルの高い人には4.正しいお祈りだけを教えれば良いと大神様は指導された。
(注)国の平和を守る方法は仏教のお経のなかにもある。
(河口慧海 釈迦一代記 ヴァイシャーリー国不敗の理由)
・和をもって団結し、合議で事を決める。
・不当な事を願わない
・法律を民主的に作り法律で治める
・婦人は不浄な場所にいかない
・老人を敬う
・正しい宗教を実行する者を敬い、大事にする。良い伝統を守る。
これの実現例は世界大戦にまきこまれなかったタイに見ることができる。
C、地上神の国の建設
1.そもそも人間が生まれてきた目的は魂を磨いて神様(八百万神)になることである。これは仏教でも成仏(仏になる)を修行の最終目的にしているし、キリスト教でもスウェーデンボルグは天国に生まれる(天界に入る)ことが人間の目的と書いているのと同じである。成仏とは死後のことを言うのではなく生きているうちにする。釈尊は菩提樹の下で悟りを開いた(成仏した)。
2.人の魂は生きている時にも、霊界にいる。魂が磨かれて天国に入ると、すべてが嬉しくて楽しくなる。これが維持できれば、その人を他人は菩薩と表現する。この人は地上天国に住む神の国の人であるともいう。ただ日々いろいろな出来事が起こるため、これを維持するには日々の心、言葉、行動が一体になった正しい努力が欠かせない。救われる順序は先祖、自分、家族、縁ある人、社会である。
3.神の国に住むようになると、いろいろの不運が避けられ、幸運が増える。ただこの幸運とは自分が天国に向かえるように魂をさらに磨く(完成に向かう)ようになる事が起きるということで、世俗の苦労がなくなるという事ではないようだ。その理由は各人が持つ前世,今世の因縁である。
4.仏教とかキリスト教の戒律は人間を守るためのものである。例えば観光地でも、危ない箇所にはロープが張ってあり、落ちないように注意書きがあったりする。”人間”から”畜生”とか”鬼”に落ちないようにという神様の慈悲の現れが正しい戒律である。
5.戒律を守るだけでは下の低地にただ留まっているだけである。神様に向かって上がっていくには自分の心に内在している悪を滅ぼさなければならない。これを心の掃除という。自分に潜む悪に気づくのは難しいし、それを掃除するのはなお難しい。心の掃除をここ60年以上に渡り多数の構成員(同志)が実行し、そのための仕組み(磨きの会、修練会、多数の体験実行談など)まで持つのが天照皇大神宮教のすごいところであり、本物の宗教であるところである。このような心の掃除、反省懺悔の仕組みをもつものは私の知る範囲では、釈尊時代から12世紀ごろまでの仏教での正統な(正法律を実行していた)僧侶団(サンガ)ぐらいである。
6.地上天国に住む人がなくなると人間(日本)の将来は暗い。旧約聖書にもソドムとゴモラの話がある。真人間が一人でもいれば神様は滅ぼさないと約束し、いなくなった時滅ぼされた。同じ話として「大神様に神が降臨した時、苦海に網を入れて大勢の人間(真人間)がかかった。神がこの網を引き揚げれば、(真人間が世間にいなくなれば)下界は消えてなくなると告げられた。」
一人の真人間が何故、国や人類の平和や生存に影響できるのか?そのことを考察して50年も前の天声に書いていた人がいた。
「人は体の1箇所が刺されても`痛い`と体全部で知覚し反応する。これは体全体が(神経で)繋がっているからだ。同じく霊界ではすべての人が繋がっている。このため一人の真人間の無我の平和の祈りは全人類の霊界に伝わり影響を及ぼす。」(スウェーデンボルグは天界は一人の巨大人の形であり、天使はその一細胞になっている。似た性質のものは集まり、小機関や器官(目、耳、皮膚、心臓等々)を構成する。悪人は排泄物として捨てられる云々と書いています)
大神様は最後の審判は近い。次の戦争は3日で済む。核兵器は絶対使われないということはない。人間は利己と文明科学で崩れるとも言われた。真人間になることは2300年後まで子孫を生きさせることだとも説かれた。
(注)ある時「肚の神様は、朝夕の世界平和の祈りを5分づつ伸ばせと言う。わしにも理由がわからない」と大神様は、皆にお祈りを長くするように指導した。そしてすぐにキューバ危機が起こり、その理由がわかった。核戦争が目前だったようだ。お祈りの大切さを示した事件である。
参照:キューバ危機と大神様 https://umou.hatenablog.com/entry/2014/08/20/000000