神行のしるべ 神行生活とはどんな生活でしょうか

大神様は「神行の第一歩は六魂清浄。惜しい、欲しい、憎い、かわいい、好いた、好かれた、この6つの魂を清浄にし、反省して懺悔して、裸一貫なんにもいらない、なんどき命捨てても惜しくない、裸役者になったうえ、肚と祈りと誠心と3つ揃えて無我でこい。自我じゃ行かれぬ神の国」とお説きになります。まず人間は真人間にならなければなりません。口と心と行(おこない)の3つが一つになって人間の仲間に入り、住みよいみ国を建設するためには、地位も名誉も金・財産もかなぐり捨て命さえもささげて惜しまぬ、それが真人間であります。

六魂というのはあらゆる罪の根本になるもので、これを清浄(きれい)にするのです。人間はこの世に行(ぎょう)をするために生まれて来たのですから、衣食住に魂をとられずに、寒うさえよければよい、ひもじくさえなければよい。あっても贅沢(ぜいたく)に流れず、なくても不平をいわないで、ひたすらにおのが魂を磨き、反省懺悔して良心を清めて行くこと神行生活であります。

 (続く)