神中心

人間中心の行じゃない。神中心の行をせよ。と度々大神様は教えられた。これを理解するのにキリスト教の隣人愛の定義が役立つ。人間が神を愛する。これが一番重要な愛である。人間Aが神様を愛する。すると神様もAを愛する。人間Bが神様を愛する。すると神様もBを愛する。ここで人間Aと人間Bの間に神様を経由しての愛が生まれる。これが隣人愛であり同志愛である。この関係は人間中心でない。神中心である。人間の好き嫌いなどの自我からくる愛ではない。なお善人は意識しなくても神様を愛して(信じて)いる。
姫神様の修練会でのお話。
大神様は「和をもって立ち上がる神の国じゃけえ、神中心に共に優しく導き合うて、仲良しこよしで行じてゆけ」と神言くださっています。それには人間中心の行ではなく、神中心に肚を合わせていくところに、人と人との和ができるのだと神教くださいます。世界平和・地上神の国建設という一つの目的に向かって、家族も支部同志も神様中心に仲良しこよしで行じ合う世界が、他のどこにあるでしょうか。
生書4巻の最後の神歌説法は特に奥様のご指示により入れられたという特別重要と思われるものである。
役座が説いた神教を 同志の者が人間中心じゃない 神中心の行なれば ただ一筋にやります やらせていただきますの 己の肚さえ決まったら 肚に入った神様が自由自在に使っておくれる ああ有り難い神の世よ 
役座の肚を先頭に立てて 後は上もなけらにゃ下もない 行じる人のみ行かれる世界を忘れずに やっておくれよ 目指すものは世界絶対平和のおんために お天父様のなさるがまま 住みよい神国ができた上 世界の平和が訪れりゃ いつ枕並べて死んでも惜しくない 裸役者になりますと 天父に誓ったそのことを 忘れず行じておくれよ 
これが天父の頼みじゃぞ
(注)この神歌説法は紀元16年元旦のもので、天声541号P15−16に出ている。第3回海外ご巡教の直前であり、この巡教で死ぬと大神様は肚の神様から言われていた。そのため出発前に身辺整理とも思われることもやられていた。