もう一つの奇跡

天照皇大神宮教には奇跡が多いが、タイプの違う本筋の奇跡もある。
Aさんは結婚後1児ができたが、夫と死別。再婚後、また1児ができたが、夫は浮気して離婚。2児を抱えたシングルマザーだった。
Bさんも同じような経緯で母親の異なる3人の子供を抱えたシングルファーザーで、さらに自分の母親と同居していた。
Aさん一家は天照皇大神宮教に入り、Bさんと母親も入教していた。大神様はこの2人(A,B)は因縁があるのを見ていて、2人をそれぞれ子連れで再婚させB家に入らせた。この世間の常識では複雑すぎて難しい家庭が、しごく円満な仲良し家族になっていった。これが天照皇大神宮教でよくある”もう一つの奇跡”(人間治しの奇跡)である。大神様がAさんに出した手紙である。
「。(略)。。主人も神行に入り、お母さんは。。本部にも参られ物分かりのよいやさしいお母さんだから、神行していけば一生皆で天国に住めるから。子供らも神様が与えた子供、どちらも今いっしょに生まれた子供と思うて、わからぬところは教えたり習ったり、悪いところはどちらもやさしく、強く戒めあって、心の底からとけあって、誰が見ても”神様の結んだ親子は違うな”とうらやましがるようなりっぱな家庭を作って、一家が明るく楽しく朗らかに、元気、幸福に暮らしてくれることを祈っているよ。今の日を忘れず、神中心に行じてくれ。頼むよ。。。略。。神様が人間使って人間生きる道を教えているのだから、2300年の後まで、人間道を残すための神の召集受けていると思うたら、1日の行もおろそかにはならないから、ゆるみがちになる心を引き締めて、神行神に行く道をふみはずさないよう見守り行じてくれ、頼むよ。
いついつまでもよい嫁、だれよりも信頼されるよき妻、たれからも信じてたよられるよき親となりて、清く、けだかく、心の美しい天使として一生幸福に暮らすこと、祈ってやまないよ。。。略。。。」
そして彼らは大神様の指導を守り、天使となり幸福な一生を送った。子供達も入教し熱心に行ずる(日常生活の一つ一つを神が自分に与えた課題ととらえ教えに合うように常に意識して行動・反省する。すべてを魂磨きの修業の過程:行ととらえる)ようになった。神様の元に集い合う人間家族として自覚が深まれば自然と仲は良くなる。この一家のようなケースは天照皇大神宮教には他にもかなりあるようだ。この教えと実践なくして、彼らの幸福に生きる道は絶対になかっただろう。
うまくいった一家は、大神様が見通した因縁が深くて良い人々の集まった家族の組み合わせであり、各人が大神様を信じるのが深かい場合である。子連れどうしで結婚した別のケースでは、子供の1人、2人とか、姑、場合によっては配偶者が天照皇大神宮教を実行できずに、大変な苦労をしているのもある。それは当人達の過去の因縁上避けて通れない為である。その苦労を通って、何人かが人格完成をしている。ここでもその因縁を見通した指導がキーになっている。(親子、兄弟といえども敵同士の因縁のこともある。その場合これを乗り越えることは常人には不可能のようだ。家族として尽くすだけ尽くして、人としての責任を果たす。その後それを”捨てさす”ことで因縁が切れる)。自分の因縁(前世、前前世、、)を見るのは、仏教では宿命通三昧という禅に入って、聖人にして初めて可能となる。他人の因縁を見ることなど不可能である。大神様は瞬時に誰の因縁でも見れたようだ。また因縁を切ってやったり、切りやすくすることもできた。(神様だから、なんでもできた。)姫神様もある程度他人の因縁が分かったようである。