科学万能は正しいのか

我々の「科学万能」という常識があてにならない実例:
「猫いらず」というネズミを駆除するための猛毒(黄リン系)が昔良く使われていた。手軽に入手できたため、これで自殺した人も多数いて、猫自殺という語ができたほどである。
青木要さん(学校教師)は、終戦直後の昭和22年、ある夜ドーナッツに「猫いらず」を入れ、ネズミのでる所に仕掛けておいた。ネズミは食べなかったため、そのままにして出勤した。ドーナッツがなくなったことに気づいた青木百世夫人が子供に問うと、5歳と3歳になる子供が食べてしまっていた。百世夫人は大神様の写真の前に、二人の子供を連れて行き、「神が必要な人間なら生かし給え。いらない人間ならお任せします。」と祈り続けた。近所の主婦の激しい生霊(恨みの霊)が見え、毒薬自殺した霊がこの祈りで救われるのが見えた。これにより子供達は助かった。他人の恨みの生霊が毒を誤食させるように引っ張り込み、服毒自殺した霊を連れてきて命を取ろうとした。彼らがお祈りで済度されたことで構図が壊れ助かった。とも想像できる。実相界で変化すると、現象界が変わる。子供は激しく嘔吐し、そのまま寝入ってしまった。

帰宅した青木さんはお祈りの力に驚いた。その夜子供はすやすやと眠っていた。翌日、大神様にお礼を言いに行くと、「わしにはわかっているが、皆はわからんから、話をしろ。」と言われ、猫いらずを飲んで、無事だったことを話した。大神様は、説法で、彼らの子は、猫いらずを飲んで、夜泣きの病気が治ったが(毒薬変じて、薬になった)、皆は真似をするな。真似たら死ぬ。と言われた。この時、青木夫妻は入教1年未満だった。(天声373号参照)肚とは神を信じきる事である。青木夫人に肚があった。
青木百世夫人はこの世界では有名な霊感体質で、最初のお祈りで霊動がでた。そのうちお祈りをしていると、先祖の霊が次々現れ、お祈りで救われていった。次に流暢な英語をしゃべる牧師の霊がついた。そのうちにお祈りがサンスクリット大般若経に変わり、延々3日唱えさせられた。これでは救われないですよと念じると、黒人がでてきて去っていき、お祈りが戻った。そして持病が治った。次にはお祈りがベトナム語の美しい歌に変わった。昔のベトナムの歌姫が憑いて、それを大勢の人に見せることで、霊界の存在を教えた。親戚のおばさんとお祈りすると、原爆で死んだ大勢の親戚が死亡時の苦しみの姿で現れ、次々に救われていった。この種のことを非常に多数起こした。(天声126号、他に17,219,420号)
昭和22年12月末、大神様は道場で大学生達(蓮田昇、伊勢貞三、末次克昌)への説法した。青木夫妻はその夜、自宅に泊まりに来た徳島県の若い2人の教師達(林、名賀石)を自宅で大歓待(餅、酒、牛肉のすき焼きなど。当時の食料飢餓の日本では有り得ない程の接待)し、神教体験を話した。夜の12時にお祈りした時、夫人の無我の歌に合わせて、教師に無我の舞がでた。それがきっかけで四国に神の種が芽生えた。翌日大学生達が教師達に、「昨夜の説法はすごかった。いればよかったのに」と言うと、大神様は「あちらもわかったようだ。」と言われた。彼らが話しの内容を擦り合わせた所、百世夫人が大神様の説法を霊的同時中継していたのが判明、有名な伝説が生まれた(生書1巻P510)。青木要さんにもこの直後の正月のお祈りで、狐の霊が12匹飛び出し、その後無我の舞がでた。大神様が青木要は一年後に霊動がでると言われたちょうどその日であった。その2,3年後、青木さんは大神様の指示・指導の下、若神様、中山氏らと共に生書初版を作成をした。