大神様とは

紀元5年(昭和25年)に発行された小冊子「神教」に大神様という一節がある。

大神様は山口県熊毛郡田布施町、北村サヨという一農家の主婦にて、五〇年に亘り真人間としての行をせられ、又あらゆる苦行、心の行の末、天照皇大神宮の一人娘として娶られ、その神天降られてその肉体に宿り給い、神の独り子、神そのもの、予言せられしこの世の末を救い給う神の御使にておわします。

大神様は常に無我にて神と共に在リ、神のなさるが儘となり、神のなされざることはすべてなし給わず、神のなし給うことは悉くなし給う。

その神教神言は神そのものにして、神の恩寵と真理に満ち、同時に神教を実行するに必要なる力をも人々に與え給う。神言は人々の体内に宿り、各々の肉体が神の御堂となり、人々をして神の国へ転生せしめ、神の子となし給う。

罪汚により喪失せる神の恩寵を、新に我等に注ぎ給う神の仲介者、神人合一の御方である。故に神の御能力は総て具え給う。即ち

○過去現在未来に亘り知られざることなく、万物を透視する霊眼、神眼を具えらる。

○人々を指導せられるに当り、その心の奥底を洞見し、過去の因縁を切り、未来の運命を見抜いて適切に指導する神力を有せらる。

○人々の因縁を切り、宇宙の悪霊、生霊を救い霊界の掃除をなされる神力を有せらる、従って難病を癒し給う神力を有せらる。

所謂万物を救う神力を具えていられるのである。