2013-01-01から1年間の記事一覧

砂漠の導師

法華経に旧約聖書とウリふたつの話がある。 法華経過去行章7:仏は弟子を連れて砂漠の道を進む。弟子達は辛さに負けて仏に付いて来たことを後悔し始める。仏は弟子達が落ちこぼれないように、神通力でオアシスの街を化現して弟子達を休ませる。十分回復した…

現代の禅とは天照皇大神宮教のお祈りをすること

在家仏教の五戒では心行を言わない。上級編(菩薩行)になって6波羅蜜多になり、戒の不貪欲、不瞋恚、不邪見や、禅定の項目が入ってくるが、不貪欲、不瞋恚以外が心行であると気づかれることは稀だ。 ここが在家仏教の実に大きな盲点であることが、天照皇大…

慈雲尊者の母

慈雲尊者は江戸中期の聖人で、空海が伝えたサンスクリットの教典を読み、ほとんど霊感でサンスクリットに通暁し、漢訳教典をサンスクリットに逆翻訳するまでになった。「釈迦に帰れ」すなわち、仏教の基本の出家の戒律に復帰し、厳守する実行をし、義浄の書…

最大の敵

自分の完成にとっての最大の敵が”自分”(自我、利己)である、という逆説的な説は仏教、キリスト教、天照皇大神宮教で共通している。仏教での最高到達者の称号が”降伏敵者”(アラハン)である。ここでの敵とは自己の心にはびこる悪(地獄)の主、自我をさす。…

天の預金通帳

人間には、ひとりずつ天に預金口座が開設されているようだ。生まれた時の口座は、前世の自分の口座を引き継ぐようになっている。先祖の残額の一部ももらうようだ。日々の生活で、徳を積むと口座に入金される。幸運にあったり、人から尽くしてもらうと出金す…

対機説法

仏教のお経は沢山あり、初心者用のものから、上級者用のものまで様々だ。内容的にも表面的には矛盾した教えが入ったものもある。これは釈尊が、相手を見て相手に合わせて説法したものがお経になったためだ。これを対機説法という。 天照皇大神宮教でも大神様…

預言者と偽預言者

宗教を実行しようとする人にとり決定的に重要なのは、正しい教えに入るか、悪い教えに入ってしまうかである。教祖が釈迦の生まれ替わりとかキリスト再臨とかいう宗教は、99%怪しい。ただ天照皇大神宮教のように本物もある。本物と偽物の違いはどこにある…