井戸の奇跡

紀元31年(昭和51年)10月20日の出来事。大神様ゆかりの家の井戸掃除をしていた一家がいた。直径70cm、深さ8.5mの井戸の底から午前中ポンプで水を汲み出した。青年のAさんは追加のポンプと滑車を借りに行き帰りかけると、ある人がわざわざ呼び止め2段滑車と取り替えてくれた。Aさんは井戸に入る予定でなかったが、偶然その場に立ち会い自分で志望して井戸底に入った。底の土砂を取っていると土が盛り上がり始めた。上の家族に言うと、止めて上がれと言ったが、神様の井戸だからもっとキレイにしようと作業を続行。4,5杯のドロを上げた時、底の上3mぐらいからドーと崩れてきてヘルメットをかぶった頭の上まで一瞬で埋まった。身動きできず、これで駄目だと思った時急に水が湧き出し気泡がAさんを包み、体が浮き、土砂の上に顔がでて呼吸ができるようになった。しかし再度上部から崩れ落ち全身埋まった。井戸の縁にいた家族は、崩落が起こってもう駄目と思い、お祈りを始めた。すると土がモコモコ盛り上がり、Aさんの頭が出てきた。上から2段滑車のブランコが降ろされ、それにAさんは掴まれた。それで上から引き上げたが、埋まっている体を引き抜くには力が必要で2段滑車でないとできなかった。土砂から抜け出し両脇に縄を掛けて引き上げてもらった。やっと地上に出た瞬間、3度めの崩落が井戸で起きた。かすり傷だけで奇跡的に助かった。
(注)別の例。バイクに乗ったまま土砂崩れに巻き込まれた、同志の小学校長Bさんは18時間も意識不明であったが、奇跡的に助かり、数年間体内の土砂を手術しては出しながら勤務していた。神様が生かして使おうとされたと言って、真剣に日々、行をしていた。